ゲリーニョの米国株買い漁り

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メルセデスのエンジン不正疑惑について

 

こんにちは。

 

2020年のF1GPも気が付けば4戦を終えました。

ご存じの通り、ボッタス1勝ハミルトン3勝でメルセデスが無双しています。

 

今回はそんなメルセデス1強体制の中、あえて「アンチメルセデス」な記事を書いてみようと思います。というのも、複数チームがトップ争いをしていない状況は、他チームファン、中立ファンからしたら面白さが半減しますよね。なので今回は最強チームの粗探しをしてみます。

メルセデスは故意にオイルを燃やしている

さて本題に入ります。

今回取り上げるのは、メルセデスエンジンの不正疑惑です。今年はワークスチームだけでなく、メルセデスエンジンを積んだレーシングポイントとウイリアムズも格段に戦闘力を上げています。レギュレーションに大きな変更が無いのに、急に差が広がったので疑いたくなるわけです。

   

具体的にはメルセデスはエンジンオイルを故意に燃焼させているのではないか」というものです。今年は各セッションでメルセデスエンジン搭載車から白煙が上がる光景をしばしば目にします。

下の写真を見れば、少し車に詳しい人、2ストバイクに乗ってた人なんかはオイルの煙だと思うのではないでしょうか。実際そのような疑念を持つ人は多くいるようで、SNSやニュースサイトで多く取り上げられています。

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メルセデスエンジンを搭載するレーシングポイントの車両。白煙が見える。

オイルを燃やすと何がいけないのか。軽く解説します。

まず、前提となるレギュレーションとして「燃料流量制限」があります。具体的には流量は常に100kg/h以下とするというもので、最大パワーを抑えるためのレギュです。

これの抜け穴として考えられるのが「エンジンオイルを故意に燃焼室に侵入させて、燃料として使ってしまう」方法です。燃焼効率の良いオイルを燃焼室に入れてしまえば、ガソリンが増えたのと同じようなものですもんね!

当然この手法は禁止されていて、FIAは目を光らせています。しかしライバルとの異常なパワー差と不審な煙から、メルセデスが監視の目をかいくぐってオイルを不正に燃焼させているのではないかという噂が立っているわけです。

   

メルセデス側は「分からない。調査中。」と声明を出していますが、どうしてもとぼけているように見えてしまいますね・・・。

 

以上のように、強いチームには常に疑いの目が向けられるというわけなのです。

実際、昨年ストレートスピードでメルセデスに対し優位性のあったフェラーリにも燃料流量の不正疑惑が再三取り沙汰され、結局今年は遅くなったという経緯がありますから、もしかしたら来年はメルセデスエンジンが大人しくなるなんてことも・・?

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