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地方国立大から一流企業に就職したES,面接【21卒体験談】

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この記事では、就職活動に向けて学歴がネックになると感じている大学生に、ESや面接で使えるアピール戦略を提案します。

 

著者は地方国立大学の21卒文系学生です。

IT、製造業を中心に就活をし、世界シェア一位のメーカーで事務職として働くことになっています。

 

今回は偏差値50台の地方国立大学から、旧帝大、早慶の内定者の割合が多い一流企業に内定をもらうための就活について、考えを書きたいと思います。

 

選考倍率が高い人気企業を一流企業とし、大学の偏差値が高いほどそういった企業の内定を得やすいものとして考えます。

 

コミュ強理系・技術文系

私の提案は、以下のような人材であるとアピールすることです。

コミュニケーション力の高い理系技術的素養のある文系

 

文系理系についてそれぞれ以下のようなステレオタイプを持つ人が多いと思います。

文系:コミュニケーションに長けるが、論理的思考力や技術への理解が無い。

理系:逆

 

自身がこういった世間の思い込みを覆すような人間であることを、ESや面接でアピールすると効果的です。

 

"希少性"を見せる

学歴でハンデを負っている以上、王道エピソードで勝負しても不利なのです。地方国立のバイトリーダーと旧帝のバイトリーダーだったら後者が選ばれやすいでしょう。

 

であれば真正面から優秀だと思われる努力をするよりも、「珍しい」「変わっている」を追い求めるほうが良いのです。

 

バイトリーダーを否定しているわけではありません。珍しいアイデアで組織に貢献したのであれば違いを生むエピソードになるでしょう。

 

表現が難しいですが”優劣”ではなく”希少性”を見てもらいたいわけです。

 

”希少性”を見せるエピソードにはどういったものがあるか、私や周りの体験談を基にお話しします。

   

モノづくり

本格的なモノづくりサークルの経験は就活のエピソードとして役立つかもしれません。

PCや工具で黙々と作業するだけでなく、チーム内でのディスカッションも活発でしょうし、他チームや協力会社とコミュニケーションを取る機会が豊富です。

工学的な知識を学びながら、外部の人を巻き込むコミュニケーション力が身に付くという点で、コミュ力理系、技術文系になりたい人に向いた活動です。

著者は学生フォーミュラというモノづくりチームに所属していました。他にも鳥人間、ロボコン、ソーラーカー等が思いつきます。

学生フォーミュラは就職に有利か?21卒経験談。 - ゲリーニョの米国株買い漁り

 

プログラミング

プログラミングも面白いと思います。理系はもちろん、文系の人こそ触ってみてほしいです。

特に統計解析に使うRやPythonといった言語は、卒論に使うデータをまとめる際など、用途が身近にあるので勉強しやすいかもしれません。

今の時代はあらゆる産業がITと結びついていますから、あなたが志望する業種とITの接点を見つけ、プログラミングを勉強した経験を技術文系エピソードとしてアピールできるはずです。

ただし注意すべき点は、新卒の就活はポテンシャル重視なので「Pythonが使えます!」みたいなスキルの話だけをしても効果は薄いです。

プログラミングを学ぶ中で得た気づきや、御社を志望するに至った思考の過程を伝えましょう。

 

   

まとめると、学歴を逆転して一流企業から内定をもらいたいなら、ステレオタイプを壊し、珍しい人だと思ってもらうアピール方法を考えましょう。

具体的な提案として、理系の人はコミュ力重視文系の人は技術的素養重視を挙げました。

 

最後になりますが、執筆時点では私はまだ社会経験のない学生です。新卒採用がどれほど学歴主義的なのか、正確には分かりません。

また、そもそも私はモノづくりやパソコンが好きです。今回紹介したアピール法、エピソードは万人に当てはまるとは限りません。

自分の得意なこと、好きなことがあって、その延長線上に志望業種が見える人は、小手先のテクニックは気にせず、ストレートに自分の考えをぶつけてみてください。

 

コロナのせいで就活もいろいろ変わりましたが、逆風に負けず、いや味方につけて頑張ってください!