やったぜ。
F1の決勝前に行われたF2のレース2ですが、
日本人の角田裕毅が初優勝しました!
レース1で6位だったため、リバースグリッドで3位からスタートした角田。
展開はトップ3が後続を大きく引き離し、優勝争いは角田含む3台に絞られました。
終盤、3台が1秒以内に収まるような超接近戦になりましたが19周目にアクシデント。トップのシュワルツマンに2位のシューマッハがアウトから仕掛けますが接触。それを横目に角田がトップに躍り出ました。
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— Formula 2 (@FIA_F2) August 9, 2020
シュワルツマンとシューマッハはどちらもフェラーリの育成チーム所属です。特にシュワルツマンは角田と同じく今年F3から昇格してきたルーキーとあって、2年目のシューマッハからすれば「後輩に先にF1に行かれる訳にはいかない」という強いプレッシャーがあったのでしょう。強引に道をふさいでしまいました。
優勝した角田裕毅、彼はレッドブルの育成ドライバーです。
シュワルツマンと同様、F3を1年戦い今年F2にステップアップしてきました。レッドブルジュニアチームの中では現在序列トップのはずですから、F1は結構現実的な目標です。
F1に乗るためのスーパーライセンスですが、角田の場合は今年F2で総合4位以内に入ると発給条件を満たします。今回の優勝で総合5,6位あたりまで上昇し(曖昧でさせん)、4位も射程圏内になります。
ルーキーにも関わらず今日を入れて3回表彰台に乗っている角田。小林可夢偉以来のフルタイムF1ドライバー誕生を想像せずにはいられない。。。